Gecko


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Gecko
開発元 Mozillaファウンデーション / Mozillaコーポレーション
最新版 1.9.0.3 / 2008年9月26日
最新評価版 1.9.1b1[1] / 2008年10月14日
対応OS クロスプラットフォーム
種別 レイアウトエンジン
ライセンス Mozilla 3重ライセンス
公式サイト http://developer.mozilla.org/en/docs/Gecko
  
Geckoを搭載するウェブブラウザ(Mozilla Firefox 2.0)

Gecko(ゲッコー)は Netscapeシリーズ 6以降およびMozillaソフトウェアのために開発されたオープンソースHTMLレンダリングエンジン群の総称である。HTMLCSSXULJavaScriptなどを解釈する。

なお、Geckoは英語ヤモリの意味を持つ。

目次

概要

当初、Mozillaは1998年に公開されたNetscape 5.0へ向けて開発中だったソースコードを元に開発されていたが[1]、軽量化のために当時買収したDigital Style社の物を使って新規に書き上げられた。このエンジンがGeckoであり、パース部分はW3Cによる勧告に合致することを目標に作成されている。そのため、WebKitなどと同様に(Internet Explorerの独自規格やバグに基づいて)Internet Explorer向けにカスタマイズされたウェブページにおいては、ウェブページ作成者の意図に反した表示となる場合がある。また、1.8系列以前ではWeb Standards ProjectがCSS 2.1のテストとして用意したAcid2に合格していなかったが、1.9系列からは合格している。

このエンジンを使用したユーザエージェントの多くはユーザエージェント名にGeckoやそのユーザエージェントの使用環境などの情報が反映される。

Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.1) Gecko/20061204 Firefox/2.0.0.1

この例では、Windowsは対象のプラットフォームMicrosoft Windowsであること、Uは強いセキュリティレベルであること、Windows NT 5.1は使用しているシステムWindows NT 5.1であること、jaは利用している言語の設定が日本語であること、rv:1.8.1.1はGeckoのリビジョンが1.8.1.1であること、Gecko/20061204はビルドされた日付が2006年12月4日であること、Firefox/2.0.0.1は以上のようなGeckoを搭載したFirefox 2.0.0.1であることを表している。

主なバージョン変遷

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0.9-1.6系列
2003年 - 2004年の間サポートされたバージョン。
1.7系列
2004年 - 2005年の間サポートされたバージョン。
Mozilla 1.7系列、Netscape 7.2、Firefox/Thunderbird 1.0系列に搭載。
1.8系列
2006年 - 2007年の間サポートされるバージョン。
Firefox/Thunderbird 1.5系列、SeaMonkey(Mozilla 1.8)系列に搭載。
CSSなどのエラー検出機能を実装。canvas要素のサポート。
1.8.1系列
2006年 - 2007年以降サポートされるバージョン。
Firefox/Thunderbird 2.0系列、SeaMonkey 1.1系列に搭載。
1.9系列
Firefox/Thunderbird 3.0系列に搭載。Sunbird 0.3系列にアルファ版搭載。
Acid2に合格。
1.9.1系列
Firefox 3.1に搭載予定。
CSS 3の一部プロパティやHTML 5の一部要素をサポート予定。

Mozilla ActiveX Control

Microsoft Windows上で動作する プラグイン。Mozilla ActiveX Projectにより開発されている。ActiveX をGeckoのブラウザ上から管理したりHTMLレンダリングエンジン部分をコンポーネントとして利用する目的で利用される。

ActiveXの管理機能は安全性の確認されたインストール済みのActiveXをブラウザから管理するためのもので、ブラウザからActiveXを実行したりインストールしたりするためのものではない。[2]

ブラウザエンジンはXULで書かれたプログラムの機能をWindowsネイティブのプログラムから呼び出すことにより軽量化を図ったものである。主にWindowsネイティブのプログラムコードによって開発されたソフトウェアからGecko エンジンを用いたWebページ描画機能を利用可能とするシステム。プログラマは mozctl.dll をソフトウェアに接続することでコンポーネントとしての Gecko エンジンが利用できるようになる。 Webブラウザに使われる場合が多いが、Webページの表示確認などを目的にこれを用いてGeckoエンジンを組み込んでいるソフトウェアも存在する。

Mozilla ActiveX ControlのHTMLレンダリングエンジンとしての機能はXULネイティブなプログラムコードでかかれたものと同一であり、基本的な設定項目なども共通である。ただし、標準装備されたダイアログボックスなどの画面は仕様により XUL ネイティブのものとは表示が異なる。

Geckoを使用するソフトウェア

ウェブブラウザ

基本は IEコンポーネントブラウザだが、設定を変えることによってGeckoを使うことが可能な ウェブブラウザ

※IEコンポーネントがメインであるため、Geckoエンジンそのもののバージョンアップはほとんど行われない。また、Geckoが利用できる機能もある程度制限される。

その他のソフトウェア

ウェブブラウザだけに留まらず、表示にHTMLやCSSなどを用いる一部ソフトウェアでもGeckoが採用されている。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ Communicator 5.0はどうしたのですか?
  2. ^ http://www.mozilla-japan.org/start/1.5/faq/browser.html#active-x
  3. ^ a b 拡張機能IE TabでIEコンポーネントの利用も可能。
  4. ^ バージョン2.1.0からIEコンポーネントも使用可能。

関連項目

外部リンク







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